時間に融通が効き、人と人とが触れ合える職場である。そんな理由で、介護の現場でパートで働く主婦が少なくありません。介護職は、多くのことが学べてやりがいを感じられる職場である反面、お給料が安い、体力的にきつい、などのデメリットも。興味がある方は良さと悪さの両方を知っておきましょう。

介護職のメリット

「希望の曜日や時間帯に入れる」「優しさを学べる職場」など、介護職には大きなメリットがあります。

時間に融通が効く

子育てや家事をこなしている主婦がフルタイムの正社員として働くとなると、厳しいものがあります。しかしパートであれば、子どもが学校にいっている平日の日中だけ働くという風に、時間の融通が効きます。また、子どもが具合の悪いときや学校行事のときにお休みがとりやすいというメリットも。
介護職は、24時間働き手を求めていますので、限られた短い時間帯でも需要があります。勤務時間や日数など、自分の希望が通りやすい職場といえるわけです。

やりがいがある

介護職は、人と人とが優しさを通して触れ合える仕事です。「自分もいつかは老いる」。そんな現実を見つめながら、人生の先輩と共にさまざまなことを学べる職場といえます。
「何十年も頑張ってきて壊れてしまった人達に、感謝の気持ちをこめて御世話をさせていただく」、という考え方もあります。実際、そんな気持ちで真摯にお仕事と向き合っている人達に出会えることも、ひとつの大きなメリットでしょう。
また、自分の家族に介護が必要になったとき、仕事の経験が生きてくることはいうまでもありません。そして、やりがいを見いだせば、いずれはスキルアップして介護福祉士などの資格をとる、という夢や目標が広がっていく場合もあるでしょう。そう考えると、介護職は非常にやりがいのある仕事です。

介護職のデメリット

「きつい」、「お給料が安い」。これが世間一般の介護職に対するイメージかもしれません。まさに、この2つがパートをする上でのデメリットといえます。

収入が低い

パートの場合、時給800〜1000円が一般的です。限られた時間帯にこれだけの時給で働くわけですので、収入は限られてきます。短期間で高収入を望んでいる人には厳しい仕事かもしれません。
独身の方や育児を終えた人、そばに子どもの面倒をみてくれる家族がいる人など、時間に融通が効く人なら「夜間勤務」という方法も。夜勤手当がつくと、かなりまとまった収入になるはずです。

体力的にきつい

介護職は、体力勝負の仕事です。お年寄りを車いすに乗せたり、ベッドに寝かせたり、おむつを取り替えたり…。このお仕事をしていると腰を痛めてしまう、という話も珍しくありません。健康で体力に自信がある方でないと、物理的に自分の体が悲鳴をあげてしまい、続けることができなくなってしまう恐れも。介護職で働く際には、自分の体調管理をしっかりする必要があります。

主婦にとって介護のお仕事は、時間的にも働きやすく、大きなやりがいを見いだせる職種といえそうです。しかし、お給料は安く、重労働であることを覚悟しておかなければ「こんなはずではなかった!」ということにもなりかねません。メリットとデメリットの両方を把握しておくことが大切です。