職場でのストレスの原因はいろいろありますが、一番多いのは人間関係です。上司や同僚とのいざこざから身を守るためにできることは、たくさんあります。運動や音楽で気分転換するもよし、友人とのおしゃべりで発散するもよし。大切なのは「動いてみる」こと。自分なりの解消法をみつけ、行動してみましょう。

苦手な人との距離を考える

職場で、毎日苦手な人と顔を付きあわせて仕事をしていたら、それだけで大きなストレスが溜まります。ウマや相性が合わない人と、無理して距離を縮める必要はありません。必要以外の会話はしないようにして、上手に距離を保ちましょう。

もし、席が隣り合わせだったり、チームを組まされたりしたときは、信頼できる先輩や上司に相談して、席替え、グループ替えをしてもらうのもひとつの方法です。

深呼吸してみる

どんな人でも簡単にできるストレス解消法が「深呼吸」です。大きく肺の奥まで空気を吸い込み、ゆっくりと吐いていく。それだけで、肩の力が抜け、リラックスできます。新鮮な空気が体じゅうに染み渡り、エネルギーがみなぎってきます。

実際深呼吸には、副交感神経の活動を活発にし、血圧を下げる効果があることがわかっています。また、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されます。

日頃のストレスを運動で発散する

気持ちが行き詰ったときは、体を動かしてみましょう。

有酸素運動はストレス解消に最適

ウォーキング、ランニング、ストレッチやヨガなどの「有酸素運動」と呼ばれるものが理想的です。血の巡りがよくなり、深呼吸同様、体じゅうに新しいエネルギーが湧いてきます。有酸素運動を続けると「脳内麻薬」と呼ばれるエンドルフィンという神経伝達物質が分泌されるため、心が満たされるといわれています。

時間があれば、ハイキングなどにでかけ、美しい景色を眺めながら歩くのもおすすめです。体を気持ちよく動かしていると、いつの間にか自分がなぜ悩んでいたかも忘れてしまうでしょう。

怒りや不満を溜め込みやすい人は格闘技を

日頃我慢が多く、怒りをためやすい人は、格闘技などが向いています。溜め込んだストレスを思いきり発散できます。自分の中の意外な素質に驚くかもしれません。

キックボクシングや太極拳、柔道、空手など、地域にジムがあったら足を運んでみましょう。新しい世界を知ることは、それだけで気分転換につながります。

好きな音楽を聞いて気持ちをやわらげる

音楽には、大きな力があります。くじけそうなときに励まされたり、悲しいとき、つらいときに慰められたり。精神が疲れ果てているときには、クラシックや静かなピアノ曲などを聴くといいでしょう。

最近では、心を落ち着かせる効果がある「α波」や「1/fゆらぎ」に関連した
リラクゼーションアルバムも発売されていますので、試してみてください。

友人や家族と楽しい時間を過ごす

ありのままの自分を受け入れてくれる家族や友人の存在は、大きな心の支えになってくれます。仕事でつらいことがあったときは、そんな人たちと楽しいひとときを過ごしてください。
信頼できる人に、相談するのもいいでしょう。また、あなたの良さを認めてくれる人、あなたらしさに好感を抱いてくれる人と話をしましょう。心が癒され、本来の自信を取り戻せるはずです。

職場の人間関係に疲れたときには、意識を他に向けたり、気分転換を図ったりすることが大切です。ここでご紹介した以外にも、方法はたくさんあります。自分なりのストレス解消法をみつけて、ぜひ実践してみてください。